世界の”ものづくり”を支える台湾の製造業

弊社では、台湾での金属加工提携にも力を入れており、中にはISOを取得した企業も多くあります。


台湾では鑫嘉豐實業有限公司(HCF株式会社)が弊社の提携会社として、現地マネジメントの代行や貿易の担当をしてくれております。


日本国内にいては、なかなか台湾現地の加工会社様と直接会うこともできませんが、現地で活動してくれるパートナー鑫嘉豐實業有限公司が代行して加工会社様に赴いてくれますので、安心して仕事ができます。


鑫嘉豐實業有限公司の担当者は元々日本でものづくり業界で働いていた実績があるため、日本の基準を把握し適切な指示を出してくれます。


台湾のものづくり(金属加工)産業は非常に活発であり、台北から台南まで多くの加工会社があります。

会社の規模も大きいところから、小さいところまでありますが、とても親日で日本からの依頼品においては、日本の加工基準で対応してくれるところが多い印象が強い。



台湾企業の加工技術の実情

台湾の加工会社の中でも技術レベルに定評のある会社では、ヨーロッパや日本の企業からの加工依頼を多く受け、品質管理も3次元測定機によって検査表を添付しているので安心できます。

そういった会社では働く従業員さんたちも、非常に熱心で熟練した腕を持つ方も多い印象です。


品質管理を徹底している会社では、社員の雇用試験の前に一定期間の研修を設け、さらに研修後には加工熟練度の試験もあります。試験に合格できなければその会社では働けないのです。


あるいは、加工ミスにおいても注意で終わらず、朝礼等で発表させられ、直属の上司も連帯責任でペナルティを課している会社さえある。

ここまでくると相当徹底していると思えるが、その会社の経営者に話しを伺うと、それは当たり前のことであり従業員にとっては、自己研鑽のきっかけにもなるという。



一方で、資金力が乏しくどうしても技術レベルの向上の前に機械設備の充実を図れない会社もあることは事実です。

実際に台湾で話を聞くと、外注として依頼するのがすごく心配な会社は多いという。

なので、出来る限り自社で完結できるように設備の充実を目指しているそうだ。


もしも、台湾に足を運んで協力会社を探そうと思っても、現地の状況を知らないままでは良いパートナーと出会える可能性は低いでしょう。

隠れた名加工屋を探すよりも、まずは100%安心できる会社とパートナーシップの関係を築くことが大切です。


 

台湾の加工会社の印象は、高レベルの技術を持ちながら自らPRをして規模の拡大を図ることなく、口コミなどによってお客を獲得している会社も多い。  

ホームページも会社案内のパンフレットも無いけれど、実はすごい!という会社が隠れているのです。  

日本の技術を凌駕するかのような会社もあり、今後は益々提携を深めていくことが求められると考えられます。



有限会社平野製作所と鑫嘉豐實業有限公司ができること

弊社と鑫嘉豐實業有限公司ができることは、様々です。


主に、金属加工依頼を海外に出してみたい!特に台湾に出してみたい!という要望がございましたら、是非一度お声をお掛けください。


見積り、試作などとにかく打診してみます。

他にも、金属加工以外の分野において台湾へ流通させたいものがある場合は、現地で流通手段の模索をいたします。


例えば、弊社では日本のオリジナル化粧品の流通なども今後展開を考えております。


現在、まだまだ良き協力会社様を現地で吟味検索を続けている最中ですが、お客様のご要望に沿えるように頑張ります!



台湾製の加工品例

ここに掲載する加工例は、弊社取引先にある複数の会社のサンプル画像を集めたものです。


ピンやパンチ、ダイスなども高精度で加工可能です。

小ロットから大ロットまで、コーティングも御相談ください。

場合によっては、コーティングのみを日本国内で処理することもあります。


こちらは、粉末ハイスで作った製品です。

左側はΦ20x45、右側はΦ35x60


内外形全てをフルラップしています。

交差は±0.01



プリント基板の打ち抜きプレスの精密金型部品や製品も対応可能な会社があります。

通常はワイヤー加工が工程に入ると価格が高くなりますが、弊社取引先ではワイヤー加工をする方がコストダウンできる場合もあります。

それだけ、ワイヤー設備の台数も多く24時間稼動しています。



アルミ製の製品。

外径50ミリ、厚み20ミリで白アルマイトの表面処理をしています。

光沢を出すために、アルマイト処理の前にバフ研磨をかけており、外周はローレット加工です。




こちらも、同じくアルミ製の製品でアルマイト処理をしていますが、光沢なしの白アルマイトです。

外形50ミリ、厚み55ミリ


寸法公差は±0.02ミリ



射出成形機のスクリューヘッド

材質はYXR3(日立金属の冷間用の高靭性型材)

HRC60


先端部分はツールマーク(切削跡)が残らないように研磨をかけています。



アルミ製(A7075)の機械部品です。

サイズは56x85x520(単位ミリ)、ロットは1個です。


面もきれいに仕上がっており、傷もなく、ネジ穴にはヘリサートを挿入しています。


弊社の協力会社だけなのかどうかはわかりませんが、台湾ではよく使用するアルミの種類が日本とは違うのか?と感じることが時々あります。

本製品も、元々はA2017指定でしたが都合上A7075に変更許可を頂きました。



こちらの動画は、2つのパーツを組み合わせたときの様子です。

はめ合い交差は5ミクロン(0.005mm)であり、手で押し込まなくてもゆっくりと沈んでいく様子がわかります。


製品のサイズは30ミリ角程度。



こちらも、台湾にある加工工場の1つです。

大型であれば、Φ4500x1800まで可能。

船のタービンの製缶、切削加工も対応できる会社様で、他にもフェリー乗り場の鉄橋なども製造されています。


大型の製缶品の量産も多く、工場内には大きな材料が沢山積まれています。



旋盤におけるネジ加工の検査

ネジ加工はタップで加工した場合は特に問題は無いとは思いますが、旋盤でネジ加工をする時には合わせ用のボルトや雄ネジを支給してもらう、あるいは逆に雄ネジを加工する場合はナットなどを支給してもらうのがベストです。


しかし、台湾で加工してもらう場合はそうした合わせ用のネジやナットをわざわざ日本から支給するのが難しいでしょう。

なので、雌ネジを加工する場合はゲージ代わりの雄ネジを予め作成し、もちろんその雄ネジはネジ径とピッチゲージで検査チェックしたものを使用します。(上の動画)

もちろん、市販のボルトやナットなどを安価で購入できる場合はそちらを利用することもあります。


アルミ製のスマホスタンドの製作

販売サイト部屋とmidori様からの御依頼によりアルミブロックから削り出した製品です。


製造ロット数の関係で金型作成では採算が合わないこともあり、機械加工による削り出しです。

こういった製品母体加工もお受けしますのでお問合せください。


弊社管理の別ブログでも紹介しています。

その他、小さい加工物ならば、発注後に実働3~4日で完成させる超ハイスピードの会社もあります。 

(受注のタイミングによっては繁盛記がありますのでご了承ください)

それぞれに、それぞれのポリシーと方針を持って経営されている優秀な会社が沢山ありますので、是非お問い合わせください。


お問い合わせは info@hirao-s.jp までメールでご連絡をお願い致します。



台湾への加工依頼で気をつけること、利用法

とりわけ、台湾や中国などの海外へ加工依頼を出す時に注意しておかないといけないことは、運賃の問題です。


あとは、関税などの諸経費。


航空便を使うのか、船便を使うのかによっても納期や運賃が変わります。


一般的には重量が大きくなる場合は船便。

軽いものなら航空便というザックリとした使い分けをしていますが、いずれも天候によって遅延が起こる事を事前に想定しておく必要があります。

特に、季節によっては台風がかなりネックになることも・・・

日本国内ですと、運送会社の驚くべきパワーで翌日、翌々日には日本全国どこでも届きそうですけど、海外ではそうはいきません。



また、現地加工価格は安くできても運賃を乗せると、日本国内とさほど変わらないかむしろ高くなるケースもあります。

安い!安い!というだけで利用するのではなく、良いものを適正価格でお届けするのが弊社の理想です。

(もちろん、コストダウンできれば幸いですけど・・・)



納期に関しては、小物であれば1週間以内などの短納期対応も可能です。

実例として、発注4日後に現地台湾から発送、発注後6日目までに納品というスピード対応もしてくれています。


こうしたスピード重視の仕事もある一方で、入札によって受注するロングスパンの納期の仕事もあります。

中には納期1年なんてものも!

そうしたものは、加工工程管理もしやすい一方で輸送も船便で3週間かけて送られてくることもあります。



スケールの大小を問わず、量産スケジュールのある仕事は試作を繰り返し行い、本作に移行しますが、期間の長いものですと3年間試作を繰り返すものもあるようです。

それでも、こうした対応を親切にしてくれる会社様が台湾現地にもあるので、是非とも検討してもらいたいと願います。



お問い合わせは info@hirao-s.jp までメールでご連絡をお願い致します。



管理人と事業提携している台湾の会社に所属する敏腕ビジネスウーマンの共同ブログ。  


台湾のものづくりと文化に関することを書いています。

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平野 暁彦

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